Macに迷惑メールが来ないようにする必要性・対策方法を詳しく解説

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Macに迷惑メールが来ないようにする必要性・対策方法を詳しく解説

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Macを使っていると、メールアプリに迷惑メールが届くこともあります。
迷惑メールのなかには悪質なものも少なくはないため、知らずに開くと重要な個人情報を盗用される恐れもあるでしょう。

Macを安全に利用するためにも、利用者は迷惑メールをなくす対策方法について知っておくことが大切です。
当記事では、Macに迷惑メールが来ないようにする必要性や対策方法について詳しく解説します。

Macの迷惑メール対策ソフトについても紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。

Macの迷惑メール対策をする必要性

Macの迷惑メール対策をする必要性

Macの迷惑メール対策をする必要性として、以下のような点が挙げられます。

  • 個人情報の流出につながる
  • 悪徳な商法に狙われやすい
  • ウイルスに感染する恐れがある

それでは詳しく説明します。

個人情報の流出につながる

迷惑メールのなかには外部リンクへ遷移させようとするものがあり、ページを開くと氏名や電話番号、住所などの入力が求められることがあります。
知らずに個人情報を入力すると、外部に流出する恐れがあるので大変危険です。

近年ニュースでも取り上げられることが多く、有名なサービス(Amazonや銀行)であることを偽装して悪質なメールが届く事例が増えています。
メール内容は公式のように記載されているため、知らずに騙されてしまうユーザーは少なくはありません。

このようなトラブルを回避するためにも、迷惑メール対策は必要といえるでしょう。

悪徳な商法に狙われやすい

迷惑メールには「必ず儲かる」や「簡単に稼げるアルバイト」など悪徳な商法を紹介する内容があります。
近年注目されている闇バイトが代表的な事例ですが、知らずに参加すると思いがけない被害にあう可能性が高いです。

例えば闇バイトへ参加するために個人情報の入力を求め、仕事をしなければ自宅を襲うという被害が多いです。
どれだけ魅力的な内容であっても参加すると取り返しのつかない事態になるため、悪徳な商法に狙われないためにも迷惑メール対策は必要といえます。

ウイルスに感染する恐れがある

迷惑メールのなかには、メールを開封するとウイルスに感染するものがあります。
MacはWindowsに比べてセキュリティ性が高く設計されていますが、メールを通じてウイルスに感染するケースも存在します。

ウイルスがパソコンに侵入すると動作不良やシステム障害を起こすため、普段のように使うことはできません。
ウイルスの種類によってはパソコン内部の情報を盗用するものも存在するので、十分注意が必要です。

そのためウイルスの感染を防ぐためにも、迷惑メール対策は必ずしておきましょう。

Macの迷惑メール対策方法

Macの迷惑メール対策方法

Macの迷惑メール対策方法として、以下のようなやり方があります。

  • メッセージから迷惑メールに設定する
  • 迷惑メールフィルタの設定を変更する
  • メール受信拒否フィルタを有効にする

それでは詳しく解説します。

メッセージから迷惑メールに設定する

メッセージから迷惑メールに設定することで、特定のメールを受信トレイから自動的に見つけ出せます。
メッセージから迷惑メールに設定するときは、以下のステップでおこなってください。

ステップ1.Macでメールアプリを開く

ステップ2. 「メール」ツールバーでゴミ箱のアイコンをクリック

ステップ3.が「迷惑メール」メールボックスに移動されているかチェック

以上です。
Macのメールアプリは迷惑メールではないメールが判断されることもあるため、必要なときはメッセージバナーで「“受信”トレイに移動」をクリックして戻すようにしましょう。

迷惑メールフィルタの設定を変更する

Macは自動的に迷惑メールを判断できますが、メールによっては捕捉できないこともあります。
そんなときは迷惑メールフィルタの設定を変更することで、迷惑メールを特定できるようになります。

迷惑メールフィルタの設定を変更するときは、以下のステップでおこなってください。

ステップ1.Macでメールアプリを開く

ステップ2.「メール」から「設定」を選択

ステップ3.「迷惑メール」をクリック

ステップ4.迷惑メールが着信したときのアクションを指定

ステップ5.メッセージを評価対象から除外するオプションを選択

以上です。
メッセージに備わっている迷惑メール検出をフィルタに取り込む場合、設定から「メッセージ内の迷惑メールヘッダを信頼」を選択しましょう。

メール受信拒否フィルタを有効にする

特定の差出人からのメールを受信拒否したいときは、メール受信拒否フィルタの有効化がおすすめです。
メール受信拒否フィルタを有効にすれば、特定の差出人から送信されるメールを全て拒否できます。

メール受信拒否フィルタを有効にするときは、以下のステップでおこなってください。

ステップ1.Macでメールアプリを開く

ステップ2.受信拒否したい人が差出人のメッセージを選択

ステップ3.ポインタをメッセージヘッダ内の名前に合わせて矢印をクリックしてから「連絡先を受信拒否」を選択

以上です。
メール受信拒否フィルタはいつでも無効化できるため、間違えて設定したときは「連絡先の受信拒否を解除」を選択しましょう。

Macの迷惑メール対策ソフト3選

Macの迷惑メール対策ソフト3選

こちらでは、Macの迷惑メール対策ソフトを3つ紹介します。
ウイルス対策ソフトについてはインストールする事でMacの動作が遅くなるなどデメリットもある為、当サイトの立ち位置として推奨はしてはおりませんが、以下のようなソフトもあるという事でご参考になさっていただければと思います。

1.ウイルスバスター for Mac

ウイルスバスター for Mac

ウイルスバスター for Macは、Macのセキュリティ向上を目的に開発されたソフトです。
詐欺メール対策機能が搭載されており、迷惑メールを自動的に検出して検出ポップアップを表示します。

迷惑メールの自動スキャンができるため、可能性がある内容やURLを検出するとポップアップが表示されます。
詳細の表示もできるので、内容をチェックしながら迷惑メールかどうか判断可能です。

シンプルで使いやすく、ウイルス対策の機能が充実している点がウイルスバスター for Maの強みとなっています。

2.SpamSieve

SpamSieve

SpamSieveは、Mac専用の迷惑メール対策ソフトです。
メールの中身を分析しながら迷惑メールを検知できるため、不要なものはすぐにブロック可能です。

自分のメールアドレスを装った迷惑メールもブロックできるので、偽装トラブルを回避できます。
MacだけでなくiPhoneやiPadの迷惑メールも防げるため、使い勝手の良いソフトとなっています。

3.spark

spark

sparkは、海外で開発されたMac専用の迷惑メール対策ソフトです。
世界で1,750万人以上のユーザーに利用されており、高い評価を獲得しています。

ゲートキーパー機能を有効にすれば、ブロックリストに追加した送信者からのメールをブロックできます。
メールの通知をオフにすることもできるため、作業中に不要なときは画面上に表示されません。

高性能な迷惑メール対策ソフトを求める方は、sparkの利用がおすすめです。

まとめ

今回は、Macに迷惑メールが来ないようにする必要性や対策方法について詳しく解説しました。
Macはセキュリティ性に強いデバイスですが、悪質な迷惑メールが届くこともあります。

知らずに迷惑メールを開くと何らかのトラブルが発生する危険もあるため、十分に注意が必要です。
当記事で紹介した対策方法を参考にしながら、迷惑メールの被害を防ぐ取り組みをはじめてみましょう。

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