Macサポート記事 トラブルシューティング

【取扱注意】本体直挿しのUSB-Cハブが壊れたお話

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ご依頼内容

Macの接続ポートにUSB-Cタイプが採用されて早数年経ちましたが、周辺機器については同じUSBでもType-Aのものを使ってる方もまだまだ多いのではないでしょうか。また以前はMac本体にSDカードスロットとかHDMIスロットが搭載されていたが採用されなくなってしまった!ということで、これらの問題を解消するためハブを使ってる方が多いと思います。今回はそんなUSB-Cハブが壊れてしまったというお話です。

USBハブにも色々なタイプがありますが、今回壊れたというハブは写真赤丸の通り接続のためのケーブは無く、本体に直接挿せるようになっています。まさにドッキングするという表現がピッタリなのですが余計なケーブルがないため装着してしまえば本体と一体化して違和感もなく色合いも同じ!と非常にスタイリッシュな印象を受けますよね。Macユーザーならばおそらく飛びつきたくなる一品かとw

しかしこの赤丸部分を見ていただければわかります通りMacとの接続はこの二箇所のみ。これはずっと場所を固定して動かさないようなデスクトップモデルならともかく、何せ持ち運ぶことの多いラップトップ型Macです。本体に取り付けていることすら忘れてしまうようなスマートさが仇になり、おそらく持ち運ぶときも本体に付けたままカバンにしまうなどといった行為が普通に起きるのではないかと。
そうなってしまえばもう絶対ダメです。この部分を折らずにいることの方が難しいのではないかと。まぁこれは想像ですがw

今回のお客様がどういう状況で壊してしまったかは定かではありませんが、弊社にご依頼いただいた時にはすでにこの接続部がボッキリと折れてしまっていました。それでもMacのポート内に折れた破片が残らなかっただけマシだったと思います。

新たなるご提案

ポート直挿しは危険!ということで同様の機能を持った代わりになるものをこちらからご提案させていただくことになりました。そこで早速情報収拾したところ、下記のようなケーブルで接続するタイプが候補に浮かびましたが・・・

このタイプも設置場所や使い方によってはブランブランとぶら下がる事になるため結局はケーブルも接触部分も破損しやすいだろうということになり、最終的には同じケーブル接続ではありますが下記のような設置型をご提案することになりました。

 


こちらはそれなりに自重もある上に専用のスタンドが付属しているためケーブルの抜き差し動作を行ってもハブ本体が動いたり傾いたりしないので、接触不良を誘発するようなリスクも格段に減るはず。

手配後の製品を実際にMacと接続させて使用感を見てましたが、予想通り安心して使えることがわかりました。これなら自信を持ってオススメできます。

まとめ

今回はいつもの修理とは違ったサポートをご紹介しました。弊社ではこのような形でお客様環境の見直しやご提案なども行っておりますので、Macや周辺機器の新規導入についてお悩みの方は是非弊社までご相談ください。

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